公務員試験を受けていると、
「新卒の方が有利で、既卒は不利!」
という話を耳にすることがあります。
本当に新卒の方が有利なのか?既卒は不利なのか?
今回は、実際に新卒と既卒の両方で公務員試験を受けた私が、この疑問に答えを出していきます。
公務員試験は既卒より新卒の方が有利なの?
既卒は不利にならない
実際に既卒で公務員試験を受けましたが、既卒であることが不利に働いた場面は全くありませんでした。
ちなみに業種は事務。区分的には地方上級でした。
むしろ、新卒(大学4年生)の時と比較して、勉強する時間もいっぱい取れましたし、受験する地方自治体について知見を深めることも出来ました。
また、一回受験していることもあるので、初めて受ける新卒(大学生)より不安が少なくなるメリットもあります。
世間では、既卒はマイナスイメージ、新卒はポジティブなイメージになっています。
大学4年時の就活では、
「既卒になったら人生終わる…!」
と考えてしまいがちですが、全然そんなことはありません。
既卒でもいいところに行けます。大丈夫です。安心してください。
だから諦めず頑張りましょう。
また、既卒であることを「武器」にすることもできます。
「武器」にして、試験を有利に進めるコツを次でお話します。
どちらにせよ、公務員試験は「平等」な試験なので、新卒・既卒による有利不利はありません
ただし、自己PRや志望動機で、新卒・既卒であることを活かして、熱意をアピールすることは可能です。
「既卒」はマイナスにならない?新卒以上に熱意を伝えよう
逆に「既卒」を武器にする
そんなことが出来るのか!?
出来ちゃいます!
既卒は新卒(大学4年生)より時間が確保できるので、その分教養試験の勉強、面接練習の時間を十分確保することが出来ます。
それだけでなく、地域で行われているイベントやボランティアへの参加も容易となります。
受験する地方自治体への知識を蓄積することと、
「○○をしました」
という地方自治体における体験談を作り上げることが出来ます。
また、既卒で再度受験することは熱意をアピールするチャンスです。
何度も何度も同じところを受験するということは、
「どうしてもここで働きたい!」
という熱意が伝わります。
だからこそ、「既卒」であることをネガティブに捉えないで、武器にしちゃいましょう。
ネガティブに捉えていると、面接での受け答えが上手くいきません。ポジティヴに捉えておきましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
「公務員試験は新卒の方が有利で、既卒は不利?」
という話をよく聞きますが、実際は以下の通りでした。
- 新卒・既卒の間に有利・不利はない
- 既卒は「既卒であること」を武器にできる
- 既卒を武器に、熱意をアピールすることができる
公務員試験を受ける上で、新卒とか既卒って関係ないのね
そうです!とにかく頑張るだけです!
既卒で公務員試験を受ける人はどうしても不安が大きくなってしまいます。
一番重要なのは「時間の使い方」です。
既卒の受験生は時間がたくさんあります。時間的余裕をどう活かすかがカギとなってきます。
時間的余裕があるウチにアルバイトを始めるのもアリです。
公務員浪人中のアルバイトについて書いた記事もあります!お悩みの方はどうぞ
とにかく自分を信じて勉学に励みましょう!
ご覧いただきありがとうございました。